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探偵伯爵と僕(森博嗣)
探偵伯爵と僕

前から気になってた、ミステリーランドの森さんの本。
今まで読んだミステリーランドの本は、いや、子供向けじゃないだろう、というような話だったんだけれど、これは割りと子供向けかもしれない。
まぁ、図書館にはやっぱり児童書じゃなくて一般のほうにあったんだけれども。
そしてやっぱり、大人が読んでも充分楽しめるミステリ。

個人的にはハムスターを「ハムスタ」と言っていたのが気になった(笑)。
結構伸ばさない人もいるんだな、と(私も伸ばしません!!)

普段、あんまり森さんの小説を読まない人にも、すんなり読めるかもしれない。
そしてこれを機会に森さん好きになってもらいたい(笑)。

森さんらしい、「人を何故殺しちゃいけないのか」的なテーマや、最後のどんでん返しに隠された意味、というかテーマというか、そういうことがとても重かったり考えさせられたり。

伯爵と僕、のテンポいい会話や、僕の鋭い洞察力。だけど妙に頭の悪いところもあったり(笑)。

読みやすいけどテーマはそれなりに重く、声を出して笑うほど面白いのにやっぱり結末は悲しくて。

こういう本が好きです。


★★★★★
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2006/08/27 Sun 17:36
は・ま行作家 > 森博嗣
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温室デイズ(瀬尾まいこ)
温室デイズ

ひさびさに瀬尾まいこさんの小説♪

荒れた中学で過ごす二人の少女から見た生活。

おもしろかった。

中学生にとって、学校というのは、やっぱり大きな存在なわけで。
でもその生活は当時は永遠とも思えるような時間だけれど、実際は長い人生のなかのほんの一瞬で。
もちろん、だからと言ってその苦しみから逃れられるわけじゃないし、中学校生活というのは、社会の縮図に近いものもあるわけで、根本的な解決、というものはないのかもしれない。
苦しみながら学校に通うことは馬鹿らしく、かと言って逃げることも同じくらい馬鹿らしかったり、どちらも正しい選択なきもするし、そうじゃないかもしれない。

お父さんがかたぎじゃないお仕事の少年がでてくる。
少年の苦しみが、私には一番苦しかった。
だけど、きっと未来に光はある。

親は何もわかってない、とか、親に突き放される苦しみ、みたいなものもちらばっていて、でもやっぱり親は、親なりに最善を尽くしているのがわかってしまうぐらい、もう私は子供ではなくて親に近い年齢になってしまっているけれど。
それでもやっぱり、子供の気持ちを考えつつ、この小説はおもしろいと思った。

同じ制服を着て、同じ教科書使うだけで自由が奪われたと思うのは、知的能力が低い証拠よ

納得。でも衝撃(笑)。


★★★★☆
2006/08/27 Sun 08:02
か・さ行作家 > 瀬尾まいこ
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夢・出逢い・魔性(森博嗣)
夢・出逢い・魔性

森博嗣月間に読み終えられなかった本をまたぼちぼち読んでいこうと思ってます。
というより、読み終えられなかった本のほうが多いという現実。
現実は厳しい(笑)。

これはVシリーズの3冊目ですねぇ。。
…って。まだ三冊目かorz

ちょっと私の予想通りで、でもやっぱり驚き!なこともあったりして。
練無ちゃん(?)を見てみたいなぁと思ったり。
本編と別なところでもトリックがあって。こっちはすっかりだまされてましたよ~。
まぁよくあるトリックですが。いつもだまされます。。


★★★★☆
2006/08/26 Sat 21:02
は・ま行作家 > 森博嗣
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静寂の子(谷村志穂)
静寂の子


なんだかただただ嫌な気持ちになって、もう恋愛小説なんて読みたくない、とまで思ってしまった。
ストーリー自体はとてもよくできていて(というとなんだか偉そうだけど)、主人公の気持ちはなんとなくわかって。ほかの登場人物の気持ちも、感じることはできるんだけれど、とても痛みを伴いすぎて。
こういう話は、谷村さんの小説にはよくあるような気がするのだけれど。

自分の今の気持ちの問題かもしれない。

もう、「男」だとか「女」だとか、そういうのが嫌だなぁって。
人間が細胞分裂で増える生き物であればよかった。

恋がしたい恋がしたい、といつも言うけど、やっぱり今は恋なんて、したくないのかもしれない。

ひとりになりたい。
人と関わりたくない。
なんとなく、そんな風に思った。


★★☆☆☆
2006/08/26 Sat 13:35
た・な行作家 > 谷村志穂
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エイミー
エイミー
エイミー

夫を事故で亡くし、その後耳の聞こえなくなった娘と二人でくらす女性の話。
子供を学校にもいかせず虐待(?)していると通報を受けて調査に来た女性がむきになってしまって、その女性とのバトル?みたいな物語にも発展している。
そこが微妙におもしろかったり(不謹慎)。

歌だけしか聞こえないエイミーが行方不明になったとき、多くの警官が歌いながら捜索する姿がおかしかったり。

って、シリアスな話なはずなんですが。

エイミー役の子がとっても声が綺麗で、歌が上手でした。

母親の心の傷、エイミーの心の傷。
これからも大変だと思うけれど、いい母親だと思ったし、周りにもいい人が多いし。

素敵な映画でした。


★★★★☆
2006/08/25 Fri 20:58
DVD > 海外の映画
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宇宙のみなしご(森絵都)
宇宙のみなしご

このところ、なんだか今まですきだと思っていた作家さんの本がしっくり来ないことが多いので、どうかなぁと思いながら読んだんだけれども。
よかったです!
あぁこれから森さんの時代だ(ぇ

七瀬さんの内面が、一番自分と似ているような気がして、昔の自分は、七瀬さんをさらに精神的に弱くしたような人間だったなぁと思った。
中学生っていろいろあるものです。



★★★★★
2006/08/25 Fri 17:25
は・ま行作家 > 森絵都
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High and dry (はつ恋) (よしもとばなな)
High and dry (はつ恋)


大阪に遊びに行く途中、電車の中で読んだ本。

そんなに切ないわけじゃなくて、どちらかというと温かい優しい雰囲気の本。
その中の人たちの生き方がうらやましくて、だけどそうはなれないからなんだか気に食わなくて(苦笑)、そんなばななさんらしい本。

私はあんまり恋愛なんてしたことがなくて、初恋なんてもう覚えてないし、でもやっぱり、こういう恋は、きっと自分には無理だろうなぁと思ったり、こんな風な男性がもしリアルにいたら、やっぱり無責任だと思うだろうなぁと思いながら、どうしてばななさんの小説のなかでは、それがこんなにも自然なんだろうと不思議だった。

印象的な言葉があった。

人は人の死や、仲間とのあつれきを受け入れるようにはできている。でも殺人や戦争を受け入れるようにはできていないわ。少なくともそう信じている人がたくさんいるから、人は続いてきてのではないかしら?
もちろん、私たちはみんな小さな箱に入ってものを見ているようなものだから、別の箱から見たら別の考えがあるのでしょう。
でもここにいるからには、私たちは自分の箱を時には疑いながらもその中にいることを最善としていきていくしかないのよ。


最近、自分が悩んできたいろんなことが、この言葉によって否定された、、というと言葉は悪いけれど、悩まなくていいんだよ、って言われたような気がしました。がつんとくる、というか(笑)。
私には、きっとこのお母さんの言葉の、一番最後の部分がかけているのだと思いました。だからうまく生きていけない。
自分の目でみた世界しか見えて無いのに、私はそれを信じることさえできない。

GARNET CROWの歌詞にこんな歌詞があった。

目に見えるもの 手に触れたり感じるもの
それが世界のすべてさ どんなに夢見ても


一見反対かもしれないけど、結局は自分の世界からは抜け出せないのだから。
どんなにその外を見ようとしても、見えていないものなどないも同然なのだろう。

切なくて。でもそういうばななさんの世界は、やっぱり大好きで。
きっと永遠にこういうものを私は追いかけるのだろうな、と思った。


★★★★☆

GARNET CROWの歌詞はこちらの曲です。
Mysterious Eyes (日本テレビ系アニメ「名探偵コナン」オープニングテーマ)
2006/08/25 Fri 17:05
や~わ行作家 > よしもとばなな
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レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語
レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語スペシャル・エディション
レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語スペシャル・エディション

久しぶりに映画借りてきて見ました!!
面白かった~。

研究家の長女、読書家の長男、なんでも齧る次女。
この3人の両親が火事で亡くなるところから物語りは始まります。

両親の遺産を横取りしようと、さまざまな手段を使って3人を殺そうとする男性から、知恵を絞って逃げ切るという、涙あり(?)笑ありの物語。

基本的にコメディータッチのファンタジックホラーといったイメージの映画です。
ちょっとミステリー要素も含んでいるのかな。

何より三人の子役がかわいい。

映画の始まりと終わりも凝っていて、絵がとてもかわいいです。音楽もいい感じ。


最後に、兄弟はなくなった両親からのメッセージを受け取るのですが、それはとても素敵な言葉でした。
世の中は辛く悲しいことが多いけれど、本当は幸せで楽しいことのほうがずっと多い。
不幸せな出来事は、物語の始まりに過ぎないのだ。
というようなこと。

なんだかジーンと来ます。



★★★★★
2006/08/25 Fri 16:55
DVD > 海外の映画
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ほどけるとける(大島真寿美)
ほどけるとける

久しぶりに大島さんの小説♪
SNSでコミュの管理人なんかしてるくせにこの時期まで読まなかった自分に鬱(苦笑)。
出版される前に教えていただいていたにもかかわらず、す~っかり忘れていたのはここだけの話。


なんとなく高校をやめて、バイトも続かず、自分が何をしたいのかがわからない。
バイトのつなぎにおじいちゃんのやっている銭湯の手伝いをして、なんとなく誰かと付き合ったり。

すごく今の自分に重ねてしまう。
考え方や生き方が少し似ている、と思った。

でも私みたいに暗くはなくて、それなりに社会と関わって生きている。

最終的に再生していく彼女を見るのは、いつか私も、と思うのと同時に、逆にやっぱりそのままなんとなく生きるっていうのは駄目なんだろうか、と感じてしまった。

私だったらそのままなんとなく、プロポーズを受け入れてしまっていた気が、した。

雰囲気はやさしくて、まったりしていて、心地よくて、時間はゆっくりと流れる。
大島さんのそうした空間がやっぱり好きだった。



★★★★★
2006/08/19 Sat 19:12
あ行作家 > 大島真寿美
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イルカ(よしもとばなな)
イルカ

よしもとばななさんの新作。
ばななさんらしい。
けど、私の好きな系統のばななさんじゃなかった。
けどこの話は好き。
あぁ相変わらず私ってややこしいな(苦笑)。

ちょっぴり不思議なことも、普段だったら否定的に捉えることも、素直に入ってくるから不思議。
そんなばななさんの小説。
谷村志穂さんの小説に続いて妊娠なお話。
そして人間関係とか、恋愛とか。

こうは生きられないと思うからどうしようもなくうらやましかったり。
逆に否定的になってしまったり。
いままでならそうなりそうなテーマの小説でありながら、今回はそうでもなかった。
そういう生き方もいいな、と思う。
私はそうは生きられないし、そうなろうとは思わないけれど。
だけどいいな、と思うし、共感もできた。
穏やかな時間の流れ方もいい。


★★★☆☆
2006/08/18 Fri 15:25
や~わ行作家 > よしもとばなな
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余命(谷村志穂)
余命

谷村志穂さんの中で、あんまり好きじゃないタイプの本だったかも。
けど谷村志穂さんってことを忘れて読むと、なかなかおもしろいかなぁなんて。
相変わらず意味不明な。

妊娠、癌再発、そのとき彼女の決断したことは?
みたいな、ありがちな話といえばそうかなぁ。

母親って強いな、と思うけれど。
もっと最善の道はあったはずだと思ってしまう。

でも気持ちはわかるし。
ただ、私だったら、きっと子供は産まない。
そう思った。


★★★☆☆
2006/08/18 Fri 07:53
た・な行作家 > 谷村志穂
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εに誓って(森博嗣)
εに誓って

久しぶりに森博嗣さん。
新作です。

あぁ、もう、ミステリーなのに。ミステリーなのに。。。
なんでこうも謎をひっぱるんだ~。とちと不満。

でも、今回の事件は一応すっきり。

バスジャックにあって、というちょっとミステリにはなかなかなさそうな設定でした。
なんでこれが謎になるのか、というのがポイントかな。

自殺系の話が多かったので。
個人的にはおもしろかったなぁと。
どちらにしても、森博嗣好きなら問題なく受け入れられる内容だとは思いますが。

宗教とは、死とは。。
最近の森さんの小説にはそれが多いですね。


★★★★☆
2006/08/17 Thu 09:56
は・ま行作家 > 森博嗣
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夜の朝顔(豊島ミホ)
夜の朝顔


え?私?っていうぐらい、主人公が自分に似ている気がしたのは、でもきっと私だけじゃないんだろうなぁと思った。
私はあそこまで本気で先生に恋はしなかったし、今でもたまにねぐせついたまま外出するけど、なんだかとても、昔の自分を思い出して、妙に切なかった。
小学生なのに、こんなこと思う?考える?言う?って思ったことはあったけど、幼稚園や小学校のとき、大人が子供は何もわからない、と思っているなぁとひどく不満だったことを思い出した。
小学生の社会には、小学生なりの事情や苦労があるのだ、ということは大人になった今でも忘れることはなかった。でもあの頃に自分が何に悩み、何を考えて、どこまで何を知っていたか、わかっていたか、はいつのまにか忘れてしまった。
大人になって、小学生のそうした事情を書ける豊島さんはすごいなぁと思って、こういう話をもっと読みたいなぁと感じた。
理不尽だったり、仕方なかったり、それでも毎日はどんんどん流れて、いつのまにか忘れてしまうことも、忘れられないことも。。。
今の私があるのはその頃の私があったからなのだ、と思う。そしてあの頃の自分の気持ちをまた思い出したいと思った。


★★★★★
2006/08/16 Wed 10:15
た・な行作家 > 豊島ミホ
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終末のフール(伊坂幸太郎)
終末のフール

8年後に世界が消滅する、と言われてから5年。大きな混乱が少しずつ治まり小康状態の、仙台のとあるマンションの人々の連作短編。

こういう混乱が起きるのは当然だな、と思う。
だからある意味リアルに怖かった。

でも登場する人々は、みんなどこか暖かくて、たとえあと数年しか生きられなくても、その世界は捨てたものではない、と感じられた。

登場する人たちの考えた方が、すごく伊坂さんらしくて素敵だった。
でも伊坂さん以外の人が話したら、きっと白い目で見られると思った(笑)。
そういう伊坂さんが好きです。

★★★★★
2006/08/11 Fri 13:14
あ行作家 > 伊坂幸太郎
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人形式モナリザ(森博嗣)
人形式モナリザ

まったくもってストーリとは関係ない話なのだけれど、

林のためなら私は息子を殺せるわ


という紅子さんの言葉に、なんだか一気に紅子さんへの気持ちが冷めてしまった。。
そんな雰囲気ではあったけれども。
あったけれども。

あんまりそういうのって、私好きじゃないなぁ。

でも最後のほうで、なんで殺人はいけないの?てきな話があって。
おもしろかったです。


★★★★☆
2006/08/07 Mon 06:35
は・ま行作家 > 森博嗣
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